
2024年のゴールデンウィーク、久々にバイクで琵琶湖まで行く事になり、バイクで行くならフェリーで行こうと計画を立てました。
阪九フェリーのスタンダードシングルで乗船したので、参考になればと思い、記事を書いてみました♪
※先に記事にした名門大洋フェリーの記事と構成は同じですが、体験内容で変更してます。
結論から
福岡⇔大阪でバイクで無理せず、かつ優雅に旅するならフェリー一択!と考えてます♪
大阪方面にバイクで旅をするたびに、阪九フェリーを利用してきました。
阪九フェリーではスタンダードシングルの部屋か、デラックスシングルを利用するのですが、今回はスタンダードシングルを選びました。
値段的にデラックスより3000円くらい安いので(^^;
室内は必要最低限ですが、プライバシーが守られた空間なので安心して旅ができます。
以下、要点だけ先にまとめます。
○金銭面的にどちらを選ぶか ⇒ バイクならフェリー、車ならお好みで。
○ご飯やお菓子、飲物、お酒は事前にスーパーで買った方がお得。
○バスタオル、タオルは用意しておいたほうがいい。
○電源タップ、口数を増やすタップは持参しておいた方が吉。
○ネット環境は悪いです。
なぜフェリーにしたのか
私、福岡在住なのですが、福岡から琵琶湖まで行くにして、色々な手段があります。
・高速道路をひたすら走る
・途中まで下道、後は高速でひたすら
・途中で高速を下りて泊まって、続きを走る
・フェリーでゆっくり
上記のような手段が考えられます。
2024年のゴールデンウィークは高速道路の休日割引がなく、通常料金になるため、高速道路料金は割高です。
あと、ライダーには申請式のETC割引がゴールデンウィーク期間に適用されるキャンペーンがありましたが、ETC車載器が自分のバイクに付いていないので、このプランは使えません。
以下、参考までに。
高速道路で行く場合の費用感
・高速道路代(太宰府⇒大津):11,300円
・ガソリン代(646km):646km÷25km/L=25.84㍑
⇒1㍑ 180円で計算すると…:26㍑×180円=4,680円
合計:15980円
※これで途中で宿と考えると、プラス1万円くらいはかかる計算になります。
フェリーで行く場合の費用感
・高速道路代:下道で行けばOK。
・ガソリン代:147.3km÷25km/L=5.89㍑×180円=1,060円
太宰府⇒新門司港:72.5km
泉大津⇒大津:74.8km
計:147.3km
・フェリー代(阪九フェリースタンダードシングル+750cc未満バイク積載料)
⇒繁忙期期間料金:17,770円
合計:18,780円
3000円くらいしか変わりませんね。
フェリーに乗ったら、目的地に着くまで運転もしなくていいのです。ということは。
・疲れない(むしろ休める)
・お風呂入れる
・船上ディナーなる非日常を味わえる
・お酒が飲める
・宿代も浮く
恐ろしくメリットが多いです。
デメリットとしては下船時間が早すぎる、という点だけですかね。6:00下船はなかなかです(笑
乗船前に(必要な食事や飲物、お酒を買っておきましょう)
船内での過ごし方になりますが、船内にも売店はあります。
レストランもありますので、何も買わなくても不自由はしないのですが、割高ではあるのは確かです。
新門司港⇒泉大津の場合
新門司港最寄りにyumeマートがありますので、ここで必要なものを買っておくと便利です。
泉大津⇒新門司港の場合
泉大津フェリーターミナル近くにオークワ泉大津店があります。ここで必要な物を買っておくと便利です。

阪九フェリーの船内設備について、水関係は以下になります。
・お湯⇒あります(給湯室)
・水⇒サービスで冷水機があります。(給湯室、レストラン)
・氷⇒ありません。売店でロックアイス110円がありますので、そちらで。
フェリー乗り場に着いたら受付を。
フェリー乗り場に着いたら、まずゲート奥に係員さんがいますので、バイクの置き場所などの指示を受けます。

阪九フェリーではWeb予約をすると、QRコードの発券がWebページ上で行えます(e乗船券)。そのまま受付などをせずに乗船ができますが、不安であれば紙で乗船チケットを発券してもらうことも可能です。
いざ乗船
乗船については、係員の指示がありますので、指示に従って船へ乗船します。
自分で運転しての乗船になりますので、乗船時には運転に注意しましょう。


乗船後
ギアはローギア、ハンドルロックをして係員さんに渡します。
後は船内で必要な荷物を持って、部屋へ向かうのですが、予約している部屋の種類によって、船内の受付で鍵を受け取らなければ行けない部屋があります。
鍵を借りなくても良い部屋:スタンダード和室、スタンダート洋室、スタンダードシングル以外の部屋
鍵を借りる部屋:スタンダードシングル
自分はスタンダードシングルの部屋のため、インフォメーションへ行って部屋の鍵を受け取ります。
スタンダードシングルの部屋は小さい机とベッド、壁掛けテレビ、電気+コンセント1個という、最低限なプライベート空間なお部屋です。

QRコード乗船になってしまい、記念に持ち帰れる物が減ったのは少し残念でした。
過去に乗船したデラックスシングルのカードキーがありましたので、紹介します。
紙製で、磁気ストライプが付いており、ドアノブに挿して解錠するタイプでした。

インターネット環境について
インターネット環境について、結論から先に述べると、
「非常に悪い」
です。
海上であることもありますし、船自体が金属ですし、船室は金属に覆われた形となります。
必然的に船室内は圏外です(^^;
LINEだったり、電話連絡だったりをしたいときは船室を出て、デッキやレストランなどの共有スペースで行うようにすれば電波は入ります。
私が持っている携帯は、au、Softbank、楽天モバイルです。
au、Softbankはデッキで、電波が1本程度入ります。
残念ながら楽天モバイルはデッキでも圏外が多かったです。。
船内Wi-Fiサービスもありますが、これも期待できません。
船内の込み具合にもよると思いますが、繁忙期の乗船時には期待はできないと思っておきましょう。
船内について
船内の営業時間やサービス内容については、案内ボードがインフォメーション近くにあります。
乗船したときの案内は以下の様になっていました。

お湯やお水などは、船室廊下に給湯室があり、そこで利用する事ができます。

レストランで舌鼓
せっかく船上という非日常な生活を送るので、船内のレストランでご飯と行きたくなるじゃないですか。
阪九フェリーのレストランは食べたいものを選んで取っていく形式となっています。
それぞれ値段が付いていますので、お財布と相談しながら食べたいものを選びましょう。
一部注文して作ってもらうメニューもあります。
営業時間もあまり長くはないので、早い時間に行くことをおすすめします。(17:30~20:00)
自分が食べたものは、以下の写真のような感じでした。

海鮮丼(400円くらいだったかと)と皿うどん(720円)です!
結構ボリュームもあって、お腹いっぱいになります♪
デッキについて
阪九フェリーを始め、フェリーでは甲板に出て外の景色を楽しむことができます。(悪天時は出れません)
船上からの風景は特別で、遠くまで見えますしすごくきれいです。



お風呂にも入れます
フェリー旅のメリットの一つとして、お風呂にも入ってさっぱりする事ができる事が大きいですね。
ホテルの大浴場や銭湯をイメージしてもらえたらいいです。
バスタオルは用意されていませんので、各自で用意していきましょう。
阪九フェリーの大浴場の特徴として、内湯となんと、外湯があります!
<内湯>

<外湯>

露天風呂があるのは素敵ですよね!まさに非日常です(笑
夜も更けて、お酒を飲む
バイク旅といえども、フェリーに乗っているためお酒も飲めます!
ご飯も食べたし、お風呂も入ったし、さて寝る前に一杯…といくのもいいですね♪
お酒は売店にも売っていますし、自販機にも売っています。
事前に購入してきたお酒を楽しむために、氷がほしいところ。
氷は売店にロックアイスが販売されています!

大胆に器に並々に注いで頂きました♪
就寝
後は部屋に戻り、就寝…となります。
ちなみに、部屋にはコンセントが1つ用意されています。
1つだけしかないので、延長コードや口数を増やすタップなどを用意しておくと、携帯含めて複数のガジェットを充電して、旅先に備える事が可能ですので、準備しておきましょう!
また、スタンダード和室やスタンダード洋室だと他の人との共有スペースのため、いびき対策が必要です。
気になる方は「耳栓」を持参するか、売店で購入しましょう。
朝、下船
下船の時間は6時00分です。
うん。めっちゃ早い。
下船時はゲートがかなり混み合います。
下船後は
各々目的地に向けて、出発していきます。
フェリー旅、快適でした。
車で行こうと思うと、車を乗せるためのお金がかなりかかることがあって、割安感があまりないですが、バイクであれば高速代・ガソリン代・宿代と考えたときにお得感がでます。
フェリー旅してみたい!という方の参考になれば幸いです。
コメント